個性溢れる春華堂メンバー

”負けん気”で走り続ける私が、笑顔の環境づくりに夢中に。

”負けん気”で走り続ける私が、笑顔の環境づくりに夢中に。

大久保製造部について

主にうなぎパイを製造を行い、大久保が拠点の製造工場。職人チーム・アウトラインや出荷・資材など、春華堂の「心臓」を担う中核部門。職人は仕込み・仕上げで日々自分の技術を磨き、手づくりのうなぎパイを支えている。「師範制度」や「職人体操」を導入し、若手の育成・職人が働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。

メンバープロフィール

夏目 奈維都

好きな商品
カカオの雫(抹茶)
入社年
2015年
入社までの経歴
新居高校卒業→株式会社うなぎパイ本舗新卒入社
入社後の経歴
うなぎパイ本舗(2015~2024)→大久保製造部・職人チーム(2025~)※主任に昇任し、人材(部下)育成を担当中。

入社のきっかけ

「元気な子、欲しいです」

春華堂に入社を決めたきっかけは、地元である浜松で有名な会社だったからです。もともと、お菓子作りや料理経験は特にありませんでした。「元気な子、欲しいです」という誘いを受け、高校の先生が推薦してくれました。
 
思い返すと、小学校の子供会などでうなぎパイファクトリーの見学に来たことがあり、「面白そうなところだな」とずっと記憶に残っていました。それくらい幼い頃から身近な存在だったし、地域とのつながりを大切にしている会社だった。けれど、まさか自分がそこで働くなんて想像もしていませんでした。

部署の役割と存在意義

受け継がれる技と心。職人のバトンを未来へつなぐ。目指すのは”みんなが笑える環境作り”

 製造部は春華堂の心臓です。その部署の職人として、何より大切なのは一本でも多く、できる限り美しい形で製品を届けること。一つ一つが手作りだからこそ、自分の技術力そのものが品質に直結します。理想は「全てをきれいな状態で作り上げること」。その理想を追い続けながら、安定した製品を作り続けることが、私たち職人の存在意義だと考えています。

だからこそ、育成が欠かせません。若手への技術継承は、伝統の味を未来へつないでいくこと。そのつながりが、お客様の「おいしかった」という声として返ってくる。つながりの輪を絶やさないためにも、育成における自分の役割を強く感じています。

今、熟練した技術で製造を支えているベテランの先輩方は、いずれ世代交代を迎えます。私たち中堅は、ベテランが現場を離れても大丈夫な体制をとることが使命だと感じます。ベテランは若手へ技術をつなぎ、引退のときには安心して任せられる環境をつくる。若手はその想いに応え、ひたすら技を習得する。その循環を絶やさないために、幅広い世代が働きやすい環境づくりが自分に課せられた存在意義です。

ひとりでも「ここで働きたくない、楽しくない」と感じて欲しくない。誰一人取りこぼさず、みんなに笑っていて欲しい。そんな思いで、若手とベテランの間に入り、世代間の会話をつなぎ合わせています。といっても、難しいことをしているわけではありません。自分から積極的に話しかけ、みんなの”好き”を集めていく。音楽、ゲーム、釣り、サウナ…。 「人と楽しく話すことが好き」という自分らしさを活かし、集めた”好き”をきっかけにベテランと若手をつなぐ。さらに若手が何に困っているのか、どんな指導を望むのか。ベテランが何を伝えたいのか。その橋渡しをすることが、自分なりの環境づくりです。

昨年、女性職人も誕生しました。うなぎパイ作りには力作業も多いのですが、実際にはできちゃってるんです、女性にも。正直、女性の気持ちは分からない部分も多く、そのあたりは勉強中ですが…(笑)
体格や体力が違うからこそ、お互いの視点を交換し合える。性別や世代を問わず職人の在り方をアップデートしながら、ベテランの技術を中堅が受け継ぎ、誰もが活躍できる体制をつくっています。

仕事で心が動いた体験

「嫌い」から始まった10年。日々の積み重ねが”愉しい”を育ててくれた。

仕事、嫌でした
入社当初は正直、仕事は嫌いでした。疲れるし(笑)。「社会人になってなんで部活のようなことをしないといけないんだ」と感じていました。汗かいて、たくさん動いて、作業の流れを止めないようにくらいついて…とにかく必死な毎日でした。厳しい指導で辞めたくなったこともありますよ。初めは何も知らない状態からスタートするので、何を頑張ればいいのか分からず、「もう無理だ」と諦めたくなります。それも一度や二度ではない。 でもそこで逃げるのは、自分らしくない。納得できるまでくらいつきました。でも結局、厳しい指導があるということは”ちゃんと見てくれている”ということ。そうやって教えてくれる人たちを「裏切りたくない」と考えるようになっていきました。もちろん最初からそう思えたわけではありません。むしろ「嫌われてるのか…?」と思っていた時期もありましたよ(笑)

変化が訪れ、仕事に楽しさを感じ始めたのは、入社から7〜8年目ぐらい。作業に余裕が出てきた頃からです。私が一番好きなのは、めん棒を使って生地に砂糖を入れ込む「仕上げ」。実力が一番出る見せ所だと感じています。何度も諦めたくなり、その都度踏ん張って、この技術を習得したころから楽しくなりました。

うなぎパイはひとつひとつ手作り
「お客様の笑顔を想像しながら作りなさい」
これはずっと大切にし続けている工場長からの教えです。「つらい」とか、「マジできつい」と思いながら作るのとでは想いの熱量が全く違う。うなぎパイは全て手わざで作っているというところが、職人たちの熱い想いの根源にあります。一本でも多く、きれいな形で納得のいく製品を提供したいです。

負けん気
10年間、ずっと熱い思いを支えてきたのは、”負けん気”です。これだけは強かった。「誰にも負けたくない」という強い想いが根底にあり、モチベーションの火種になっていました。その原体験となったのは、同期に負けたと感じた経験。入社当時、とても優秀な同期がいて、その同期を抜きたくて頑張っていました。けれど部署異動してしまい、結局抜くことができなかった。この経験が、とにかく悔しかった。「だったら今ここにいるメンバーの中で一番になりたい」と感じたことをきっかけに、ずっと思い続けています。今、目の前にある環境はいつ変わるか分からない。「今、ここで一番になりたい」という想いで日々向き合っています。そして「誰にも負けたくない」という想いは、入社してから10年間も、そしてこれからも変わりません。

これから挑戦したいこと

10年目の今も挑戦中。”負けん気”を原動力にベテランも若手も超えていく。

入社10年。まだ自分の技術に納得はいっていません。今も「自分より上手いベテランに追いつき、そして超える」という目標があります。特に環境や時間帯によって微妙に変わる”生地の表情”をちゃんと読み取る力を磨くことが、今の課題です。

下の世代が育ってきている中で「抜かせそう」と思われたらダメだと思っています。悔しいので。もちろん抜かれるのも嫌。けれど同時に、ベテランの背中にも負けたくない。だからこそ、「その人がいる間に抜きたい」という強い負けん気が自分を前に進ませています。その努力の先にあるのは、お客様に「一本でも安定してきれいなうなぎパイを届けたい」という素直な気持ちです。

組織としては、もっと若手を増やしていきたいと考えています。若手は元気があり、現場が明るくなります。あの元気に私たちも助けられるんです。主任として、これからも”社員をとにかく大切にする”という姿勢は変わりません。

最後に、これから入社を考えている方へ。
職人と聞くと「しんどそう、厳しそう」というイメージがあるかもしれません。でも――「全くない」と断言できます。大丈夫、絶対そこは保証します。なぜなら、自分が環境を変えるから。

疲れるときもあるけれど、楽しい。明るい会社です。
ここで一緒に働ける日々を楽しみにしています!

ページトップへ戻るボタンの画像