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わたしたちの志

わたしたちの志

春華堂は今、変革の道の真っ只中。
“なぜ定番人気商品がありながら、変革していく必要があるのか”
それは、創業130年以上の伝統を重んじながらも、まだ誰もやっていないお菓子・価値を生み出すため。

「うなぎパイ」の会社としてではなく、これからの変革を共にする新たな仲間を集めるために、その理由を今一度言語化する必要があるのではないだろうか。
そうして見つかった、春華堂の根幹にある志、背景にある義憤、信念がこちらです。

義憤・信念・志を言語化するまでのストーリー

志、義憤、信念を言語化するにあたり、これまでのわたしたちを振り返ることから始めました。

長い歴史の中で、わたしたちが一貫して大切にしてきたこと。
それは、「関わる全ての人を笑顔にする」ことでした。

みなさんは、定番商品「うなぎパイ」のコンセプトをご存知でしょうか?
うなぎパイは、もともと「夕食のあと、笑顔で家族団らんの時間に食べてもらいたい」という思いのもとに生まれたお菓子です。
うなぎパイを皮切りに、春華堂のお菓子は「誰かと一緒に食べたり、1人で食べていてもそのお菓子にまつわる場所や出来事を思い出しながら食べてもらうもの」という意味を持つようになりました。

そのためにも、春華堂で働くわたしたちが笑顔を欠かさず、思いやりで行動すること。その裏では時にピリッとした雰囲気も必要で、規律を重んじ、細部までこだわり、手仕事を端折らないこと。
これらが、「関わる全ての人を笑顔にする」ために、わたしたちが今まで貫いてきたことです。

そしてその思いは現在、お菓子そのものにとどまらず、新しい形にも現れています。
nicoeやSWEETS BANKという商業施設建設の裏には、「お菓子を食べるまでの体験全体を、一貫して笑顔を生むものにしたい」という思いがこもっています。

しかしある時、ここまでして作り上げる笑顔って、実はもっと奥深いものではないか?という考えに至りました。
定番人気商品がありながら、新しい挑戦に投資していく理由を導き出すには、なぜ「関わる全ての人を笑顔にすること」にこだわるのか?「笑顔」の元となる春華堂の真の提供価値とは何なのか?を考え抜く必要がありました。

まず、わたしたちが世の中に対して感じる怒り=義憤を探りました。
「怒り」という言葉は、これまでのわたしたちのイメージには不釣り合いかもしれません。
しかしその怒りは、わたしたちが笑顔を重んじる背景として必ずあるはずのもの。

それを深掘りした結果行き着いたのが、「効率に偏重し、つながりが希薄化する社会」への義憤です。
IT化により、便利が優先され対面のつながりが減り、人やモノへの無関心が広がる現代社会。
それによって、本当に人を幸せにする瞬間までも省かれてしまっていると感じることはないでしょうか?

わたしたちは、そんな違和感をずっとどこかで覚えてきたからこそ、顔の見える生産者から素材を仕入れる、職人による手作りにこだわる、店舗の場づくりに投資する、、、という一貫したつながりを追求してきたのかもしれません。
つまり、わたしたちが作ろうとしてきた提供価値とは、そのつながりを実感することによる「安心感の証としての笑顔」なのだと再認識しました。

こうして導き出したのが「(効率ではなく)つながりこそが人生を豊かにするという信念です。

ワークショップで生まれた言葉たち

このような義憤、信念の言語化を経て、「人生を豊かにするつながりを広げていく」という変革の理由に行き着きました。この理由を「志」として、わたしたちはこれからの世代に春華堂ののれんをつなぎながら、新しい価値を生み出していきます。

わたしたちは、この志に共感してくれる仲間を求めています。
具体的に志をどのように体現していくかが気になった方は、「わたしたちの社風・価値観」ページも見てみてくださいね。

わたしたちの社風・価値観

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